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印章人の心得
篆書は印章書体の最も格式のある書体です。
天皇陛下のご印章、寺社仏閣の御朱印、お札に記載されている印、内閣総理大臣の印など、日本人にとって篆書での印鑑は、趣きと品格のある印影です。
すべての書体の基となり、基礎となる書体が篆書です。
篆書に対する尊敬の念を持つことは、守破離の「守」であると考えます。
職人として篆書を学び、印章の彫刻、道具、そして職人の心得を学び研鑽し続けていくことが、本当の印章人であると思います。
【守破離】
剣道や茶道などで、修業における段階を示したもの。 「守」は、師や流派の教え、型、技を忠実に守り、確実に身につける段階。 「破」は、他の師や流派の教えについても考え、良いものを取り入れ、心技を発展させる段階。 「離」は、一つの流派から離れ、独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
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