象嵌細工を施した美術品として価値も高く稀少な印章
象嵌は、一つの素材に異質の素材を嵌め込む工芸技法で、象は「かたどる」、嵌は「はめる」という意味があります。この技法はシリアのダマスカスで生まれ、シルクロード経由で飛鳥時代に日本に伝わりました。象嵌とともに印材に直接彫り込まれた絵模様は非常に緻密に施されており、まさに芸術作品としての価値があります。象嵌印は明治、大正、昭和の時代に、選び抜かれた最高級の象牙だけを使って作られました。しかし、現在では象嵌職人がほとんどいないため、これまでのような作品が今後作られる可能性は限りなく低く、希少価値が非常に高い印章となります。
・限られた人しか持つことのできない「希少性」
・象嵌職人の技の結集。一点物としての「芸術品」
・後世に語り継がれてきた伝説の印章「伝統歴史」
【印鑑の詳細情報】
印面サイズ・長さ:15ミリ丸・60ミリ長
特徴:風情のある山、川、松の山水画が特徴。月、家、橋に金が施された宝泉の力作。
象嵌師:象嵌職人として知られる宮沢宝泉氏、通称宝泉は、丹を用いた優れた作品を生み出しています。彼は象嵌彫刻の権威として、多くの賞を受け取り、その技術は広く認められています。民生と東民の後を継ぎ、彼は最後の印材象嵌師として称されています。
現物一点商品|個人印【実印】象嵌:山水 宝泉作
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15ミリ丸・60ミリ長